2008年12月03日

不動産取引のクロスボーダー(海外)取引動向、アジアはどうか

不動産に特化したサービスを提供している、
ジョーンズ ラング ラサールという会社が
発表した、面白い指標があります。

同社が発表した最新の不動産リポートによると、
2008年の上半期の全世界における、
商業用不動産への直接投資は2330億米ドルということで、
前年の同月と比較して、42%の減少だということです。

ただ、取引額は格段に落ち込んでいるんですが、
不動産投資のグローバリゼーションは顕著で、
全取引額の45%程が海外取引、クロスボーダー取引と
なっているということです。

不動産投資の取引額の減少の要因はご承知のように
金融不安により資金調達がうまく行かない、というのが
主な原因ということです。

それに加えて、調達コストも上昇しているということです。

アジア地域での、不動産投資の取引額は前年同月の5%減で
520億米ドルとなったと言うことです。

アジア地域での取引額のトップは日本で、
260億米ドルだということです。

日本の場合は前年同月比で2%の減少、現地通貨ベースで言うと、
14%減ということです。

それで、全取引の49%がクロスボーダー取引ということで、
アジア地域では、トップだと言うことです。

不動産投資の半分を海外に頼っている、ということは
海外の経済情勢がかなり影響する、ということを
物語っていますよね。

昨年から今年に掛けての、不動産業界や建設業界
相次いで上場企業が倒産に追い込まれているいますが、
正に、この原因にしてこの結果、と言えるのではないでしょうか。

不動産投資でも、転売ではない投資方法も有りますが、
その様な投資手法を取っている方には、収益と比較して、
安く不動産投資が出来るチャンスになるかも知れませんね。

ただ、あくまでも投資は詳細な指標が大切です。

不動産投資といえどもそこは同じなので、
安易な考えでの行動はしないで下さい。

投資もビズネス。

広い意味では、商売と同類ですからね。

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